スタッフブログ│笹塚の肩こり・マッサージ・鍼灸・交通事故治療なら、りゅう鍼灸整骨院

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スタッフブログ 新着一覧

  • 花粉症に鍼は効果的!徹底解説します!

    こんにちは!りゅう鍼灸整骨院です!今回は花粉症のメカニズムと症状を徹底解説!していきます!


    〜あなたの疑問に答えます!〜

    Q1. 花粉症ってどうして起こるの?
    A. 花粉症は、体の免疫システムがスギやヒノキなどの花粉を「異物」と判断し、過剰に反応することで起こります。体内に花粉が入ると、免疫細胞が「ヒスタミン」などの化学物質を放出し、くしゃみ・鼻水・目のかゆみなどの症状が引き起こされるんです。

    Q2. 花粉症の代表的な症状は?
    A. 代表的な症状は以下の通りです。
    ①くしゃみが止まらない
    ②透明な鼻水が出続ける
    ③鼻が詰まる
    ④目がかゆくて涙が出る
    ⑤のどや耳の奥がかゆい
    ⑥頭がボーッとする、集中力が落ちる
    ⑦肌荒れや喉の違和感、咳が出ることも

    Q3. どうすれば花粉症の症状を抑えられるの?
    A. まず、花粉をなるべく体に入れないことが大切!
    ①外出時はマスク・メガネを着用
    ②帰宅後は手洗い・うがい・顔を洗う
    ③洗濯物は部屋干しor取り込む前に叩く
    ④空気清浄機を活用する

    また、腸内環境を整えることも重要です。発酵食品や食物繊維をしっかり摂ることで、免疫バランスを整えられると言われています。

    Q4. 花粉症って治るの?
    A. 完全に治すのは難しいですが、症状を軽減する方法はいくつかあります!
    ①舌下免疫療法(花粉エキスを少しずつ体に慣らす治療)
    ②抗ヒスタミン薬の服用(早めの対策が◎)
    ③生活習慣の改善(ストレスや食生活の見直し)

    Q5. 鍼治療は花粉症に効果がある?
    A. はい!鍼治療は花粉症の症状を和らげるのに役立ちます! 鍼を使ってツボを刺激することで、鼻詰まりの改善や目のかゆみの軽減が期待できます。

    特に、「迎香(げいこう)」「印堂(いんどう)」「合谷(ごうこく)」などのツボを使うことで、鼻の通りが良くなり、症状が和らぐことがあります。

    また、鍼は自律神経を整える効果もあるため、免疫の過剰反応を抑えるサポートにもなります。

    薬に頼りたくない方や、副作用が気になる方におすすめです。

    Q6. 今年の花粉、例年より多いって本当?
    A. 2025年は例年よりもやや多めとの予測が出ています! 花粉のピークは地域によって異なりますが、早めの対策をしておくと安心ですよ。


    花粉症は、日々のケアと適切な治療で症状を和らげることができます。薬だけでなく、鍼治療という選択肢もぜひ検討してみてくださいね!

  • 東洋医学観点からみた浮腫み

    こんにちは、りゅう鍼灸整骨院です!

    今回は、東洋医学の視点から「浮腫(むくみ)」についてお話ししたいと思います!
    日常生活の中で、足や顔のむくみを感じることはありませんか?
    東洋医学では、浮腫の原因や症状をさまざまな観点から捉え、適切な治療法を提供しています!

    浮腫の分類と原因

    東洋医学では、浮腫を主に「陰水」と「陽水」の二つに分類します。
    • 陰水:発症が緩やかで、主に下半身に現れ、体のエネルギーが不足している「虚証」の状態が多いとされています。
    • 脾虚湿盛:脾(消化器系)の機能低下により、体内に湿気が溜まる状態。
    • 脾陽虚:脾の陽気(エネルギー)が不足し、水分の代謝が低下する状態。
    • 腎陽虚:腎の陽気が不足し、水分の排泄が滞る状態。
    • 陽水:発症が急激で、主に上半身に現れ、体内に余分なエネルギーが溜まっている「実証」の状態が多いとされています。
    • 風寒犯肺:風寒(冷たい風や寒さ)が肺に影響し、水分の流れが滞る状態。
    • 風熱犯肺:風熱(熱を伴う風邪)が肺に影響し、水分の流れが滞る状態。

    りゅう鍼灸整骨院のアプローチ

    当院では、浮腫の原因を東洋医学的に分析し、一人ひとりの体質や症状に合わせた施術を行っています!
    特に、以下の施術を得意としています!
    • 鍼灸施術:経絡やツボを刺激することで、体内のエネルギーの流れを整え、水分代謝を促進します。これにより、浮腫の根本的な改善を目指します。
    • リンパマッサージ:リンパの流れを改善し、体内の余分な水分や老廃物の排出を促します。これにより、むくみの解消や免疫力の向上が期待できます。

    日常生活でのセルフケア

    むくみを予防・改善するためには、日常生活でのセルフケアも重要です。適度な運動やストレッチ、バランスの取れた食事、十分な水分補給を心がけましょう。特に、長時間同じ姿勢を続けることは避け、こまめに体を動かすよう意識してみてください。

    むくみは放置すると慢性化し、さまざまな不調の原因となることがあります。「最近、足のむくみが気になる」「朝起きたときの顔のむくみが取れない」など、お悩みの方はぜひ一度、りゅう鍼灸整骨院にご相談ください。私たちと一緒に、快適な毎日を取り戻しましょう!

    ご予約やお問い合わせは、お電話またはLINEにて承っております。
    皆様のご来院を心よりお待ちしております。

  • 知らないと知っているでは段違い!冬に寒さによる腰痛!

    こんにちは!りゅう鍼灸整骨院です!

    寒い季節になると、腰がズキズキ…朝起きたときや、ちょっと動いたときに「痛っ!」となる方、多いのではないでしょうか? 冷えは血流を悪くし、筋肉を硬くするため、腰痛を引き起こしやすくなります。今回は 「寒さによる腰痛対策」 として、鍼治療の効果についてお話ししていきます!

    寒さ×腰痛のメカニズム

    冬場に腰痛が悪化するのは、主に以下のような理由が考えられます。

    ✅ 血流の低下 → 寒さで血管が収縮し、筋肉が固まりやすくなる
    ✅ 筋肉の緊張 → 無意識に体をすくめることで、腰回りの筋肉がガチガチに
    ✅ 自律神経の乱れ → 冷えによって交感神経が優位になり、痛みを感じやすくなる

    このような状態を放置すると、ぎっくり腰や慢性腰痛の原因になってしまうことも…。 そこで、効果的なのが鍼治療!

    鍼治療で腰痛を和らげるポイント

    ① 筋肉をゆるめて血流アップ!

    鍼は ツボや筋肉の深部 に直接アプローチできるため、冷えて硬くなった筋肉をしっかり緩めてくれます。特に 「腰眼(ようがん)」や「腎兪(じんゆ)」 といったツボを刺激すると、腰周りの血流が改善され、ポカポカと温かさを感じることができます。

    ② 自律神経のバランスを整える

    寒さによるストレスで交感神経が過剰に働いてしまうと、体が常に緊張モードになり、痛みを感じやすくなります。鍼治療は 副交感神経を優位 にする作用があり、リラックス効果も抜群!施術後に「体が軽くなった」「よく眠れるようになった」と感じる方も多いです。

    ③ 「お灸」との組み合わせでさらに効果アップ!

    鍼だけでも十分な効果がありますが、 お灸 をプラスすることで、さらに冷えを撃退! 「関元(かんげん)」や「三陰交(さんいんこう)」 などのツボを温めることで、体の内側からじんわり温まり、腰の痛みが和らぎます。

    腰痛を悪化させないための日常ケア

    鍼治療とあわせて、普段の生活でもできる対策を取り入れることで、さらに腰痛を予防できます!

    🧣 腰を冷やさない → 腹巻きやカイロを活用!特に「仙骨」周りを温めるのが◎
    🏋️‍♂️ 軽い運動をする → 寒さで縮こまった筋肉をほぐすために、ストレッチやウォーキングを習慣に
    🛀 しっかり湯船につかる → ぬるめのお湯(38~40℃)にじっくり浸かると血流改善に

    まとめ:寒さによる腰痛には鍼治療が効果的!

    「寒くなると腰が痛い…」そんなお悩みには、 鍼治療がぴったり! 筋肉を緩め、血流を改善し、自律神経を整えることで、根本から腰痛を和らげることができます。さらに、お灸や日常ケアを組み合わせることで、 冷えに負けない強い腰 をつくることが可能です!

    「最近、腰が重だるい…」「ぎっくり腰になりそうで怖い…」と思ったら、お気軽にご相談くださいね!

    りゅう鍼灸整骨院 では、 寒さによる腰痛に特化した施術 を行っています!ご予約・お問い合わせは お電話またはLINE からよろしくお願いいたします!

  • 子宮内膜症とは?原因・症状・治療法と東洋医学的アプローチ

    こんにちは!
    りゅう鍼灸整骨院です!

    今回は子宮内膜症とは?原因・症状・治療法と東洋医学的アプローチついてお話ししていこうと思います!
    最後まで是非見ていってください!

    はじめに

    子宮内膜症は、本来なら子宮内にあるべき子宮内膜様組織が、子宮以外の場所で増殖・発育する疾患です。20〜40代の女性に多く見られ、月経痛や不妊の原因になることもあります。

    今回は、子宮内膜症について西洋医学と東洋医学の両面から解説し、特に東洋医学の病証や経絡治療の考え方、鍼灸によるアプローチについて詳しく紹介します。

    1. 子宮内膜症の解剖学・生理学的背景(西洋医学)

    子宮と子宮内膜の役割

    子宮は妊娠を支える器官で、内側は子宮内膜で覆われています。エストロゲン(E2)やプロゲステロンの影響を受け、月経周期に応じて増殖と剥離を繰り返す特徴があります。

    通常、月経時には子宮内膜が剥がれ、血液とともに体外へ排出されます。しかし、何らかの原因で子宮以外の場所に子宮内膜様組織ができると、そこでも同じように増殖・剥離が繰り返されるのです。

    2. 子宮内膜症の病態(なぜ起こるのか?)

    子宮内膜症の発症メカニズムにはいくつかの説があります。
    1. 逆行性月経説(月経血が卵管を通じて腹腔内へ逆流し、そこで増殖)
    2. 免疫異常説(本来排除されるはずの細胞が免疫機能の異常で残存)
    3. 幹細胞説・遺伝的要因(幹細胞の異常分化や遺伝的体質の影響)

    これらの要因が重なり、炎症を伴いながら増殖することで痛みや癒着、不妊の原因となります。

    3. 子宮内膜症の東洋医学的病証と原因

    東洋医学では、子宮内膜症の病態を以下のように分類します。

    ①「瘀血(おけつ)」による血流の滞り

    瘀血とは、血液の流れが滞り、痛みやしこりを引き起こす状態を指します。子宮内膜症では、腹腔内で増殖した子宮内膜が炎症を起こし、瘀血を形成することが多いです。

    ☑ 主な症状:強い月経痛・経血の塊・顔色のくすみ・舌が紫色になる

    ②「寒邪(かんじゃ)」による冷えと血行不良

    冷えが強いと、血流が滞り、瘀血を助長します。特に下腹部の冷えが強い場合、月経時の痛みが悪化しやすくなります。

    ☑ 主な症状:下腹部の冷え・温めると楽になる・生理痛が強い・経血が暗い色

    ③「気滞(きたい)」によるストレスと気の巡りの悪化

    ストレスや精神的負担が多いと「気」の流れが悪くなり、気滞が起こります。これが続くと、血流も悪化し、瘀血を招きやすくなります。

    ☑ 主な症状:イライラ・胸の張り・月経前に腹部が張る・ため息が多い

    4. 子宮内膜症の症状(西洋医学)
    • 月経痛の悪化(炎症と癒着による強い痛み)
    • 慢性的な下腹部痛・骨盤痛(月経以外の時期にも痛み)
    • 性交痛・排便痛(病変部位が直腸や膣周囲に及ぶと痛みが増す)
    • 不妊のリスク(卵管閉塞や排卵障害の原因)

    5. 子宮内膜症の治療法(西洋医学)
    1. 薬物療法(ホルモン療法・NSAIDs)
    2. 手術療法(腹腔鏡手術・子宮・卵巣摘出)

    6. 子宮内膜症に対する経絡治療(東洋医学的アプローチ)

    東洋医学では、子宮内膜症の治療に以下の経絡(ツボの流れ)を活用します。

    ① 血流改善(瘀血の解消)

    使用する経絡:衝脈(しょうみゃく)、任脈(にんみゃく)、肝経(かんけい)
    • 三陰交(さんいんこう)(内くるぶしの上):ホルモンバランス調整
    • 血海(けっかい)(膝の内側):血流促進
    • 関元(かんげん)(下腹部):子宮の血流改善

    ② 冷えの改善(寒邪の除去)

    使用する経絡:腎経(じんけい)、脾経(ひけい)
    • 命門(めいもん)(腰部):全身の温め
    • 気海(きかい)(へその下):エネルギー補充

    ③ ストレス緩和(気滞の解消)

    使用する経絡:肝経(かんけい)、心包経(しんぽうけい)
    • 太衝(たいしょう)(足の甲):ストレス・気の巡りを改善
    • 内関(ないかん)(手首内側):自律神経調整

    7. りゅう鍼灸整骨院でできる子宮内膜症のケア
    • 骨盤調整・姿勢改善(骨盤の歪みを整え、血流を改善)
    • 鍼灸施術(婦人科系のツボ刺激)(三陰交・関元・気海など)
    • 温熱療法(お灸・よもぎ蒸し)(子宮・卵巣の冷えを改善)
    • 経絡治療(肝・腎・脾の経絡を調整し、瘀血を改善)
    • 生活指導(食事・ストレスケア)(ホルモンバランスを整える生活習慣のアドバイス)
    まとめ

    子宮内膜症は、西洋医学ではホルモン療法や手術が中心ですが、東洋医学的なアプローチで体質改善を図ることも重要です。

    りゅう鍼灸整骨院では、子宮内膜症による痛みの緩和や体質改善をサポートできるので、気になる方は一度ご相談ください!

  • 花粉症とアレルギーについて 〜東洋医学的な視点から〜

    はじめに

    春になると多くの人が悩む花粉症。くしゃみ、鼻水、目のかゆみといった症状に苦しむ方も多いでしょう。このようなアレルギー症状を、東洋医学ではどのように捉え、治療するのでしょうか?今回は、東洋医学の観点から花粉症の原因と治療法、そしておすすめのツボについて詳しく解説します。

    さらに、りゅう鍼灸整骨院で提供している花粉症治療の魅力もご紹介します。花粉症に悩む方は、ぜひ参考にしてください!

    花粉症の東洋医学的な原因

    東洋医学では、花粉症の症状を単なるアレルギー反応として見るのではなく、体全体のバランスの乱れとして考えます。特に、以下のような体質や環境要因が関係するとされています。

    1. 脾虚(ひきょ)

    脾は消化吸収を司り、体内の水分代謝を調整する役割があります。しかし、脾の機能が低下すると、余分な湿気や痰が体内に溜まりやすくなります。この状態を「脾虚湿盛」といい、花粉症の鼻水や鼻づまりの原因の一つとされます。

    2. 肺の弱り

    東洋医学では、肺は鼻や皮膚と密接に関係があると考えられています。肺の機能が弱まると、外からの刺激(花粉など)に対する防御力が低下し、くしゃみや鼻水といった症状が現れます。

    3. 腎の不足

    腎は体の根本的なエネルギーを蓄える場所とされ、免疫力にも深く関わります。腎が弱ると、全身のバランスが崩れ、花粉症の症状が長引くことがあります。

    花粉症に対する東洋医学的治療法

    東洋医学では、体質改善と症状緩和を目的に、以下のようなアプローチを行います。

    1. 補益肺脾(ほえきはいひ)

    肺と脾を補い、免疫力を高める治療法です。具体的には、体を温める食材や漢方薬を用います。以下の漢方薬がよく用いられます:
    • 小青竜湯(しょうせいりゅうとう):鼻水やくしゃみを抑える。
    • 補中益気湯(ほちゅうえっきとう):体力や免疫力を向上させる。

    2. 健脾利湿(けんぴりしつ)

    脾の機能を整え、体内の余分な湿気を排出します。湿気の多い環境や水分の摂りすぎに注意することが大切です。

    3. 気血の流れを良くする鍼治療

    鍼や灸を使って、気血の巡りを整えます。これにより、鼻づまりやくしゃみなどの症状を緩和します。

    花粉症におすすめのツボ

    花粉症の症状を軽減するためには、以下のツボが効果的です。ご自宅でのセルフケアにも活用してください。

    1. 迎香(げいこう)
    • 場所:鼻の両側、鼻翼の外側にあるくぼみ。
    • 効果:鼻詰まり、鼻水を解消し、呼吸を楽にします。
    • 刺激方法:両手の人差し指を使い、軽く押し込むように刺激します。

    2. 風池(ふうち)
    • 場所:後頭部の髪の生え際、首の付け根のくぼみ。
    • 効果:目のかゆみや頭痛、全身のリフレッシュに効果的。
    • 刺激方法:親指を使い、円を描くようにマッサージします。

    3. 合谷(ごうこく)
    • 場所:手の甲、親指と人差し指の間のくぼみ。
    • 効果:くしゃみ、鼻水、頭痛など、広範囲の症状に効果的。
    • 刺激方法:反対の手の親指で押し揉むように刺激します。

    りゅう鍼灸整骨院での花粉症治療

    花粉症の治療は、一般的な市販薬だけではなく、鍼灸治療で体質から改善するのが効果的です。りゅう鍼灸整骨院では、患者様一人ひとりの体質や症状に合わせたオーダーメイドの治療を提供しています。

    りゅう鍼灸整骨院の魅力
    1. 専門的なカウンセリング
    • 東洋医学の知識豊富なスタッフが、症状の原因を丁寧に分析。花粉症だけでなく、体全体の健康を考えた治療プランを提案します。
    2. オーダーメイドの施術
    • 鍼やお灸、マッサージを患者様の状態に合わせて組み合わせることで、短期間での症状改善を目指します。
    3. リラックスできる空間
    • 清潔で落ち着いた院内環境で、リラックスしながら治療を受けられます。

    りゅう鍼灸整骨院で治療するメリット
    • 症状と体質の両面をアプローチ:花粉症だけでなく、体のバランスを整えることで他の不調も改善が期待できます。
    • アフターケアの充実:自宅でできるセルフケアの方法も丁寧に指導。

    日常生活での注意点

    りゅう鍼灸整骨院での治療と併せて、以下のポイントにも注意しましょう。
    1. 食事
    • 温かい食事を心がけ、冷たいものを避ける。
    • 生姜やネギなど、体を温める食材を積極的に摂る。
    2. 生活習慣
    • 十分な睡眠を取り、ストレスを溜めない。
    • 軽い運動を心がけ、気血の巡りを良くする。

    まとめ

    花粉症に悩む方は、ぜひりゅう鍼灸整骨院の治療を試してみてください。鍼灸治療は、花粉症の症状を緩和するだけでなく、体質そのものを改善し、毎年の辛い症状から解放されるきっかけになります。

    今年こそ花粉症とおさらばし、快適な生活を送りましょう!

  • 寝違えとは?

    りゅう鍼灸整骨院です!こんにちは!
    いつも当院のブログをご覧いただきありがとうございます。今日は、多くの方が一度は経験したことがある「寝違え」について、わかりやすくお話しします。寝違えに悩んだ時に知っておくと役立つ原因や対処法、セルフケアのポイントを解説していきますので、ぜひ最後まで読んでみてください。

    寝違えとは?

    寝違えとは、朝起きたときに首の痛みや違和感を感じ、動かすのが辛くなる症状のことを指します。医学的には「急性疼痛性頸部症候群」などと呼ばれることもありますが、簡単に言うと首や肩の筋肉や関節が睡眠中に無理な姿勢になり、炎症や筋肉の緊張を起こした状態です。

    寝違えは軽度であれば数日で自然に治ることが多いですが、放置して悪化すると慢性的な肩こりや首の可動域の制限に繋がることもあります。

    寝違えの原因

    寝違えの主な原因には以下が挙げられます:
    1. 睡眠中の姿勢
    長時間不自然な体勢で寝ることで、首や肩周りの筋肉が過度に引き伸ばされたり縮んだりします。
    2. 筋肉の疲労やコリ
    日常的な疲労やストレスで筋肉が硬くなっていると、寝ている間にわずかな負荷で筋肉や関節にダメージを与えてしまいます。
    3. 冷え
    エアコンや冬場の冷え込みで首周りが冷えると、筋肉が硬直しやすくなります。
    4. 体の歪み
    姿勢が悪かったり、骨格が歪んでいると、特定の筋肉に負担がかかりやすく、寝違えの原因となります。

    痛めやすい筋肉

    寝違えで痛めやすい筋肉には以下があります:
    • 僧帽筋:首から肩にかけて広がる筋肉で、日常的なコリや疲労が蓄積しやすい部位。
    • 肩甲挙筋:肩甲骨を持ち上げる筋肉で、寝違えの際によく痛みが発生します。
    • 頭板状筋:首の後ろにある筋肉で、長時間のうつ伏せや横向きで圧迫されると炎症を起こしやすい。
    その他

    治療法

    寝違えたときは、まず以下のような治療が有効です:
    1. アイシング
    急性期(痛みが強いとき)は患部を冷やして炎症を抑えることが重要です。
    2. 温める
    痛みが落ち着いた後は、筋肉を温めて血流を促進すると回復が早くなります。
    3. 鍼灸治療
    鍼やお灸を使うことで、炎症の鎮静や筋肉の緊張を和らげる効果が期待できます。
    4. 手技療法
    柔道整復術やストレッチで筋肉を正しく整えることで、痛みの軽減や根本的な改善が図れます。

    経絡・経穴を活用した治療法

    寝違えには以下のツボを刺激すると効果的です:
    • 風池(ふうち):首の後ろ、髪の生え際のくぼみにあり、首や肩のコリや痛みに効果的。
    • 肩井(けんせい):首と肩の境目にあり、肩こりや寝違えに対応するポイント。
    • 天柱(てんちゅう):後頭部のくぼみにあり、首全体の緊張を和らげます。

    鍼灸治療では、これらのツボを活用して首や肩周りの気の巡りを整えます。

    おすすめのセルフケアで使うツボ

    自宅でできるセルフケアのポイントをいくつか紹介します:
    1. 風池をマッサージ
    親指で軽く押しながら回すように刺激すると、首の動きが楽になります。
    2. 肩井を温める
    ホットタオルを肩井に当て、肩周りの血流を促進します。
    3. 軽いストレッチ
    痛みが落ち着いてきたら、首を上下左右にゆっくり動かして、筋肉をほぐします。

    まとめ

    寝違えは日常的に起こりやすいトラブルですが、正しい対処やケアで早期回復が可能です。痛みが長引く場合や、繰り返し寝違える場合は、体のバランスが崩れている可能性があります。

    りゅう鍼灸整骨院でできること

    当院では、寝違えの治療に対して以下の施術を行っています:
    • 鍼灸治療による首肩の緊張緩和
    • 手技療法による筋肉の調整
    • 姿勢改善のアドバイス
    • 冷えや疲労を防ぐセルフケア指導

    お困りの際は、ぜひお気軽にご相談ください!早期改善を全力でサポートいたします!

  • 寒さが本格化!インフルエンザに注意しよう!発熱について

    こんにちは!寒さが一段と増し、体調を崩す方が増えてきたように感じます。特に、インフルエンザが流行する季節ですので、皆さんも体調管理には十分気を付けてくださいね。

    今回は、この季節に多くの方が経験する「発熱」について、解剖学的視点と東洋医学的視点の両方から解説し、りゅう鍼灸整骨院でできることをご紹介します!

    発熱とは?

    発熱とは、体温が平常時よりも上昇する状態を指します。通常の体温は36〜37℃程度ですが、体温がこれを超えると「発熱」とされます。発熱は、体内の免疫反応が活発になることで病原菌と戦うために必要な生理的反応です。

    解剖学的に身体では何が起きているのか?

    解剖学的に見ると、発熱は主に視床下部の体温調節中枢によって引き起こされます。たとえば、ウイルスや細菌が侵入すると、炎症性サイトカインが分泌され、視床下部のセットポイントが上昇します。これにより、体は「寒い」と感じ、悪寒を伴いながら体温を上昇させます。

    また、発熱中は代謝が活性化し、免疫細胞(白血球、リンパ球など)がウイルスや細菌と戦いやすい環境を作ります。このように発熱は身体の防御反応として機能しているのです。

    西洋医学的な発熱の原因と病態

    原因
    • 感染症:ウイルス(インフルエンザ、風邪)、細菌(肺炎、腸炎)など。
    • 炎症性疾患:リウマチ性疾患、自己免疫疾患。
    • 腫瘍性疾患:がんや悪性腫瘍による炎症。
    • 薬剤性発熱:薬物の副作用によるもの。

    病態

    発熱は免疫系が感染や炎症に反応して起こります。炎症性サイトカイン(IL-1、IL-6、TNF-αなど)が血流を介して視床下部の体温調節中枢を刺激し、体温のセットポイントを上げることで発熱が生じます。

    治療法
    • 原因療法:感染症には抗生物質や抗ウイルス薬を使用。
    • 対症療法:アセトアミノフェンやイブプロフェンなどの解熱鎮痛薬を使用。
    • 冷却療法:氷嚢や冷却シートで体を冷やす。

    東洋医学での発熱とは?

    東洋医学では、発熱を「身熱(しんねつ)」と呼び、全身に熱感を自覚するものを指します。発熱は、以下のように「外感病」と「内傷病」に分けて考えます。

    外感病の発熱

    外邪(風寒・風熱など)が身体に侵入し、邪気と正気が闘争することで発熱が起こります。
    • 正気が強い場合:発熱が強く、悪寒や全身の痛みを伴う。
    • 正気が弱い場合:発熱が軽く、長引くことが多い。

    内傷病の発熱

    過労や不規則な生活、感情の乱れなどで臓腑の機能が低下し、発熱が生じます。外感病と異なり、発症が緩やかで長期化する傾向があります。

    病因と病証

    1. 風寒表証・風寒犯肺
    • 原因:風寒邪が侵入。
    • 症状:軽い発熱、悪寒、咳嗽、鼻閉。
    • 所見:脈浮、脈遅、舌象に変化なし。

    2. 風熱表証・風熱犯肺
    • 原因:風熱邪が侵入。
    • 症状:強い発熱、軽い悪寒、咳嗽、鼻閉、黄色い鼻汁。
    • 所見:舌尖紅、舌苔黄、脈浮。

    3. 暑湿
    • 原因:暑湿邪が皮膚から侵入。
    • 症状:高熱、頭重、心煩、小便短赤。
    • 所見:舌苔厚膩、脈洪数。

    4. 肝胆湿熱
    • 原因:甘い物や飲酒過多。
    • 症状:身熱、口苦、黄疸、耳鳴り。
    • 所見:舌質紅、舌苔黄膩、脈滑。

    5. 脾胃湿熱
    • 原因:甘い物や脂っこい物の過食。
    • 症状:身熱不揚、食欲不振、嘔吐、尿黄。
    • 所見:舌苔黄膩、脈滑数。

    6. 大腸湿熱
    • 原因:不衛生な飲食物の摂取。
    • 症状:発熱、腹痛、下痢、膿血便。
    • 所見:舌質紅、舌苔黄膩、脈滑数。

    7. 膀胱湿熱
    • 原因:内湿が膀胱に侵入。
    • 症状:頻尿、排尿痛、血尿、残尿感。
    • 所見:舌質紅、舌苔黄膩、脈滑数。

    8. 陰虚
    • 原因:加齢や過労による陰液不足。
    • 症状:夜間の潮熱、骨蒸潮熱、盗汗、不眠。
    • 所見:舌質燥、脈細数。

    9. 肝火上炎
    • 原因:ストレスや肝鬱気滞。
    • 症状:発熱、頭痛、目赤、急躁。
    • 所見:舌質紅、脈弦数。

    治療法とおすすめのツボ

    発熱の治療法は、病因や病証に応じて異なります。以下は主な治療法とおすすめのツボです。
    1. 風寒表証・風寒犯肺
    治法:疏風、散寒、解表
    ツボ:風池、大椎、列欠
    2. 風熱表証・風熱犯肺
    治法:疏風、清熱、解表
    ツボ:曲池、合谷、大椎
    3. 暑湿
    治法:清暑、清熱、去湿
    ツボ:合谷、大椎、井穴刺絡
    4. 肝胆湿熱
    治法:清熱、去湿、清瀉肝胆
    ツボ:陰陵泉、陽陵泉、太衝
    5. 脾胃湿熱
    治法:健脾、清熱、去湿
    ツボ:中脘、足三里、曲池
    6. 大腸湿熱
    治法:清熱、去湿
    ツボ:天枢、合谷、内庭
    7. 膀胱湿熱
    治法:清熱、利湿
    ツボ:膀胱兪、中極、陰陵泉
    8. 陰虚
    治法:滋陰、清熱
    ツボ:腎兪、三陰交、神門
    9. 肝火上炎
    治法:清肝瀉火
    ツボ:太衝、期門、風池、行間

    西洋医学と東洋医学の統合的アプローチ

    発熱は、身体が異常を知らせる重要なサインです。西洋医学では、発熱の原因を明確にし、その根本的な治療を行います。一方、東洋医学では、全身のバランスを重視し、発熱を引き起こしている内部の不調を整えることを目指します。

    両方の医学の視点を組み合わせることで、より効果的で包括的な治療が可能です。例えば、西洋医学の解熱薬で急性症状を緩和しつつ、東洋医学の鍼灸治療で体質改善を図ることができます。


    りゅう鍼灸整骨院では、東洋医学に基づいた鍼灸治療を得意としております。発熱の原因や体質に応じて以下のような施術を行います:
    1. 鍼灸治療
    おすすめの経穴(ツボ)を刺激することで、発熱の原因となる気血の滞りや臓腑の不調を改善します。
    2. 漢方アドバイス
    必要に応じて、体質に合った漢方薬のアドバイスを行います。
    3. 生活習慣の見直し
    食事や睡眠、ストレス管理など、日常生活における注意点をアドバイスし、体質改善をサポートします。

    最後に

    「発熱」は身体からのサインであり、軽視してはいけません。原因や状態に応じた適切な治療を行うことで、早期に回復し、健康を維持することができます!

    りゅう鍼灸整骨院では、経験豊富なスタッフが患者様一人ひとりに寄り添い、最適な施術を提供いたします!
    発熱や体調不良にお悩みの方は、ぜひお気軽にご相談ください!

  • 天候の変化による体調の変化

    こんにちは!りゅう鍼灸整骨院です!あけましておめでとうございます!今年もよろしくお願いします。

    年末年始はゆっくり休めましたでしょうか?

    お仕事が始まり憂鬱になっている方もいると思いますがいい一年を送られるようにしっかりと体調面を気にできるそんな一年を過ごしましょう!!

    さて、今回は天候によって左右される体調の変化について説明していきます。

    雨の日が続いて頭痛が起きてしまったり寒さにより冷えが生じたり逆に体温調節が上手くいかず免疫力が落ち体調が悪くなるなど天候による体調の変化に困っている人は多いのではないでしょうか。

    そんなときどうしたらいい?と解決方法が分からないという方がたくさんいるかと思います。

    ですので今回は体調面についてお話しします。

    人はとても変化に敏感な生き物です。体温調節機能があり、暖房やストーブ、エアコンの様に設定温度と言うものがあります。
    例えば病原菌が体内に存在したときそれを追い出そうと免疫機能が働きます。

    その際起こるものが発熱です。大体の方が36度前後の体温かと思いますが発熱した際37度から40度前後の熱が起こったりしますがその前に体温調節機能が38度になる様に脳に働きかけます。ですので解熱剤などはその設定温度と言われるものを下げる機能があるという事になります。

    その変化にいち早く気付けることが今後の健康を守るための大事なポイントです。

    自分自身仕事を行うまでこのような知識がなかった為何をしていいのかわからないと同じ気持ちでした。
    ですので対策方法が分からずでしたが少しずつ方法を知ることで体調の変化の波が滑らかになり体調面が安定しました。

    セルフケアとしましては疲れた日はなるべく胃腸周りに負担をかけない。しっかりとした睡眠をとる。など

    そしてオススメなのは鍼灸治療です。

    鍼灸は刺激を加える事で自己免疫力が活性化します。例えば鍼をツボ刺激することで胃腸の動きが良くなったり血流が良くなり頭痛が改善されたりします。

    お灸なども温熱効果があり身体がポカポカしたりします。

    是非お試しくださいね。

  • 免疫力を高めよう!

    こんにちは!りゅう鍼灸整骨院です!

    最近インフルエンザやマイコプラズマ肺炎・風邪が流行っています。
    皆さんは体調いかがでしょうか?

    いろいろ流行っていますがかかりやすい人とそうでない人がいますよね?
    これは免疫力の違いが大きく左右しています!
    どれだけ予防しても免疫力が低ければ細菌やウイルスに感染してしまいます。

    免疫力を上げる為に必要な事は
    ・バランスの良い食事を摂る
    緑黄色野菜や果物にはビタミン、ミネラルが豊富に入っているので積極的に摂りましょう!
    また、タンパク質には疲労回復効果もあるので毎食少しでも食べると◎です!

    ・質の良い睡眠をとる
    眠りが浅かったり、睡眠時間が極端に短いと身体が休むことができず免疫細胞たちも疲れ動きが悪くなります。
    まずはしっかりとした睡眠時間を確保できるようにしましょう!

    ・体温を上げる
    特に低体温の人は免疫細胞の動きが悪く体調を崩しやすいです。
    体温を上げるために適度な運動をし筋肉量を増やすことで代謝が上がります!そうすることで体温も自然と上がってきます!

    ・ストレスを減らす
    ストレスが溜まってしまうとIgAという抗体が低下することが判明されています!
    このIgAとは粘膜から侵入する病原体を体内に入らないように防ぐ役割がある為、これが低下すると鼻や口、腸管からの病原体が侵入し体調が崩れてしまいます。

    このようなことを心がけると免疫力がUPします!

    ただ、全てを一気にやるのは逆にストレスになりますし疲れが溜まります。

    一つずつできることからやりましょう!

    実は!当院でも免疫力を上げるための治療があります!

    1つ目は「ラジオ波」
    これは身体の深部から温める事が出来る機械です!
    プロのスポーツ選手も怪我の時に使う治療器ですが
    身体を深部から温めるという事は体温を上げるという事なので免疫細胞を活性化させることが出来ます!

    2つ目は「バイオトレーナー」
    これはいわゆる「EMS」というトレーニングの電気で
    寝るだけ20分でインナーマッスルを鍛える事ができ
    自分で運動することが苦手な人にオススメの機械となります!

    3つ目は「鍼灸治療」
    鍼でわざと細胞を傷つけその傷を治すために
    身体の免疫細胞たちを活性化させるという自然治癒力を高める事が出来るので
    自然と免疫力を高める事になります!
    また風邪の症状がで始めた時には「大椎」と言うツボにお灸をすると症状が軽くなります!

    このように様々な施術があるので何かありましたらお気軽にご相談ください!

  • 便秘についての東洋医学的アプローチ

    便秘についての東洋医学的アプローチ
    こんにちは。りゅう鍼灸整骨院です。
    本日は、多くの方が悩む「便秘」について、東洋医学の視点からお話しさせていただきます。

    便秘とは、診断名や病名ではなく、次のような状態を指す一般的な名称です。
    1. 「便が大腸内に滞り、排便回数や排便量が減少した状態」
    2. 「直腸内の便をスムーズに排出できない状態」

    現代医学では、「慢性便秘診療ガイドライン2017」において、便秘は次のように定義されています。

    「本来体外に排出すべき糞便を十分量かつ快適に排出できない状態」

    この定義からもわかるように、便秘は単なる排便の問題だけではなく、生活の質に大きな影響を及ぼすものです。

    東洋医学における便秘の考え方

    東洋医学では、便秘を「大便税結(だいべんぜいけつ)」と呼び、症状の特徴や病因によって次の4つに分類します。

    1. 熱秘(ねつひ)

    硬く乾燥した便が特徴で、以下の症状を伴います。
    • 顔が赤くなる(顔面紅潮)
    • 口の乾きや口臭
    • 腹部が熱を持ったように感じる

    このタイプの便秘は、身体に余分な熱が溜まる「実熱(じつねつ)」が原因とされています。

    2. 気秘(きひ)

    便の形が一定せず、次のような症状を伴います。
    • 頻繁なげっぷ(曖気)
    • 腹部や胸肋部(胸と脇)の張り感や膨満感

    これは、気の巡りが滞る「気滞(きたい)」によるものと考えられます。

    3. 虚秘(きょひ)

    このタイプはさらに2つに分類されます。
    • (a) 気虚(ききょ): 便の出始めが硬く、その後は柔らかくなる。排便に時間がかかり、疲労感や息切れを伴う。
    • (b) 血虚(けっきょ)・陰虚(いんきょ): 兎糞状の便(コロコロした小さな便)が特徴で、顔色に艶がなく、めまいを伴うことがある。

    いずれも、身体がエネルギー不足の状態にあることが原因とされています。

    4. 冷秘(れいひ)

    大便がゆるく、次のような症状を伴います。
    • 腹部や四肢の冷え
    • 排便後のすっきり感が乏しい

    これは、身体を温める力が弱い「陽虚(ようきょ)」が原因です。

    東洋医学的治療の目的

    便秘の治療において、東洋医学では以下を目標とします。
    1. 腑気(ふき)を通じさせ、スムーズに便を排出できるようにする
    2. 体質に合わせた根本的な改善を目指す

    治療にあたっては、便秘の種類や体質を見極めた上で適切なツボを選びます。

    便秘に効果的なツボ

    便秘の治療においては、以下のツボがよく用いられます。

    1. 局所のツボ
    • 天枢(てんすう): おへその両脇2寸(指2本分)の場所に位置するツボで、大腸の働きを整えます。
    • 大腸兪(だいちょうゆ): 腰の背面に位置し、大腸の機能を高める効果があります。

    2. 兪募配穴(ゆぼはいけつ)
    • 大腸兪 - 天枢: 背部と腹部にあるこれらのツボを組み合わせることで、便秘を効果的に改善します。

    3. 募合配穴(ぼごうはいけつ)
    • 天枢 - 上巨虚(じょうこきょ): 膝下のツボで、腸の運動を促進します。

    これらのツボを用いた鍼灸やお灸による治療は、便秘の症状を緩和するだけでなく、根本的な体質改善にもつながります。

    日常生活で気をつけること

    便秘の改善には、日常生活の見直しも重要です。以下のポイントを心がけてみてください。
    • 水分補給: 1日1.5〜2リットルを目安に、こまめに水を飲みましょう。
    • 適度な運動: 腸の動きを活発にするため、軽い運動を取り入れましょう。
    • 食物繊維の摂取: 野菜や果物、全粒穀物を意識的に摂りましょう。
    • リラックス: ストレスが溜まると気の巡りが悪くなり、便秘を引き起こすことがあります。

    最後に

    便秘は、一時的な不快感にとどまらず、身体全体のバランスに影響を与える可能性があります。当院では、患者様一人ひとりの状態に合わせた治療を行い、快適な日々をサポートいたします。便秘でお困りの方は、ぜひお気軽にご相談ください。

    りゅう鍼灸整骨院スタッフ一同、皆様の健康を全力でサポートいたします。

笹塚 りゅう鍼灸整骨院