骨格矯正ってどんな症状に効くの?

実のところ、骨格の歪みというものは私たちが考えているよりもずっと身体に様々な面で悪影響を与えることがあります。まず、骨格が歪んでいると姿勢が悪くなります。姿勢が悪いというのは、単に外見上の問題だけでなく、特定の場所に負担をかけて痛みやこり、頭痛などを発生させるという点で健康の問題にもつながるのです。
さらに身体の一部がゆがんでいると、それが原因で別の部分も歪むという悪循環に陥ることになってしまいます。また、意外に思われるかもしれませんが骨格の歪みは便秘や冷え性、むくみなどの原因にもなります。
何故なら身体の歪みが増大していくと、表層的な痛みだけでなく、血管や内臓の動きまで阻害するようになり、根本的に体質自体が悪くなっていくからです。つまり、骨格が歪むことで表層的な筋肉も歪み、筋肉の歪みが内蔵にまで負担をかけてしまうという風に連鎖的に症状が拡大していくのです。
骨格矯正とは、整体や整骨といった骨格の歪みを治す施術全般のことで、おもに顔や肩、腰などの骨格を正すことによって、これらの諸症状を改善する治療のことを指します。施術する場所によって効果は多少変わってきますが、基本的には骨格のゆがみを整えることで慢性的な痛みや血行不全の解消が見込めるでしょう。
では、どのような症状があるときに骨格矯正を受ければいいのでしょうか? 前述しました通り、骨格の歪みは連鎖的・複合的に諸症状を拡大していきます。一例としては、自分ではまっすぐ立っているつもりでも左右の肩の高さが揃わないといった明確な姿勢の悪さなどが挙げられます。この姿勢の悪さから肩こりや腰痛、頭痛などの不調、便秘や冷え性のような血行不全が原因とみられる症状を慢性的かつ複合的に併発しているのであれば、ほぼ確実に骨格矯正を受けた方が良いでしょう。
骨格矯正はおもに整体医院や整骨医院、鍼灸医院で施術を受けることができますので、継続して身体の調子が良くないという方は、とりあえずこれらの専門医院で一度診てもらうことをおすすめします。
ご不明点等がありましたら、お気軽に当院までお問い合わせください。