ラジオ波はどんな危険性がある?

ラジオ波は痩身や美肌などの効果が期待できる施術としてエステサロンで人気の高いメニューです。鍼灸・整骨院でも肩こりや腰痛などの緩和を目的に導入されています。
一方で、副作用などのリスクが気になる方も多いのではないでしょうか。本コラムでは、ラジオ波の副作用や危険性、施術をおすすめできない方を解説します。ラジオ波の施術を検討する際のご参考にしてください。
ラジオ波には副作用や危険性があるって本当?
ラジオ波は人体に影響が少なく、ほとんど副作用のない施術です。
ラジオ波は30~300MHzまたは300MHz以下の高周波と呼ばれるもので、赤外線や可視光線、紫外線などと同じ電磁波の一種です。新陳代謝や基礎代謝を活性化する働きがあり、痩身や美肌効果を期待できる施術として人気を集めています。
しかし、「ラジオ波でやけどをした」という話を耳にした方もいらっしゃるかもしれません。実際は少しだけ熱さを感じる程度で、やけどをするような熱さはほとんど感じません。
ラジオ波によるやけどの原因には、機器の誤った使用や、施術を受ける方の肌トラブルなどが考えられます。
また、効果を感じるまでに時間がかかる点がデメリットといえるかもしれません。ただし、ラジオ波はマッサージでは届かない体の深部に緩やかにアプローチし、繰り返しの施術により血行が促進され、肩こりや腰痛などの緩和が期待できます。
施術をおすすめできない方
ラジオ波は副作用の少ない施術ですが、以下に該当する方は受けられないケースがあります。
- 金属アレルギーの方
- 皮膚に疾患のある方
- 妊娠中、授乳中の方 など
金属アレルギーの方は機械に使用されている金属に反応し、アレルギー症状を引き起こす可能性があります。アトピー性皮膚炎の方や皮膚に傷や湿疹のある方は、施術によって症状が悪化する恐れがあります。そのため、金属アレルギーの方や皮膚疾患のある方は、ラジオ波による施術はおすすめできません。また、妊娠中・授乳中の方は施術を受けることを推奨されていません。
ラジオ波を受ける際に不安のある方は、お気軽にご相談ください。