美容鍼のリスクと副作用

美容鍼は、鍼の刺激により自然治癒力を活性化することで、体の内側から美しさを追求する美容法です。副作用の少ない美容鍼ですが、いくつかの注意点があります。美容鍼の特徴や注意点、リスクなど詳しく解説いたします。
美容鍼とはどのようなもの?
美容鍼は東洋医学の鍼灸治療とも関連があり、ツボの刺激による血行の促進で、エイジングケアやくすみ・むくみといった肌トラブルの改善が期待できます。
肌には周期的に新しい細胞へ生まれ変わる「ターンオーバー」と呼ばれる仕組みがありますが、何らかの原因で周期が乱れると、肌トラブルへつながります。美容鍼はターンオーバーの周期を整え、健やかな肌へと導く施術です。
なお、美容鍼をはじめとした鍼灸の施術は、国家資格である「はり師・きゅう師」を保有する「鍼灸師」のみが行えます。
また、使用する鍼は髪の毛程度の細さなので、痛みをほとんど感じません。
美容鍼には副作用がある?
美容鍼は、美容整形とは異なり、身体本来の機能を引き出す施術であり、失敗のリスクや副作用はほとんどありません。
ただし、髪の毛程の細さであっても身体に鍼を刺す以上、いくつか注意点があります。
美容鍼は、自然治癒力の向上を促す美容法なので、すぐにはっきりとした効果が感じられるわけではありません。効果が現れるまでの施術回数にも個人差があります。また、体調によって痛みの程度が異なることもあります。体調が優れない場合は、美容鍼の施術を避けましょう。日焼けがひどい、寝不足により肌の状態がよくないなどに該当する場合の施術は禁忌です。
細い鍼なので痛みはほとんどありませんが、先端恐怖症で抵抗の強い方は施術が難しいでしょう。
当院では、基本的に施術前にカウンセリングを行っております。不安な点については、事前にご相談ください。