プロが教える!カッサの正しい使い方と効果

全身のむくみに効果的なカッサですが、「カッサで何ができるの?」 「使い方が分からない」 というお悩みを抱える方は少なくありません。
本コラムでは、カッサの効果・目的別の使い方について解説します。より効果的にマッサージを行うポイントについても触れていますので、カッサを効果的に使用して身体のお悩みを解決するためにも、ぜひご参考にしてください。
カッサの効果について
カッサとは、天然石や牛の角などからできた特殊な形のプレートを使用して、皮膚の経絡や反射区をやさしく刺激する方法です。血液やリンパの流れを整え、以下のような効果が期待できます。
- ・むくみの改善
- ・筋肉のコリ、疲労回復
- ・代謝アップ
カッサの使い方1|流すマッサージ
カッサプレートの広くカーブしている長辺部分を使って、なでるように身体にあてるマッサージです。最も多く行われる使い方で、全身の血行やリンパの流れを促すのに効果的です。
おなかや太ももなどの広範囲な部分、大きな刺激をかけられない顔などにも安心して行えます。基本的に、身体の末端から中心(心臓)に向かってなでるようにプレートをあてましょう。
カッサの使い方2|押す
カッサプレートの尖っている部分や突起を利用して、狙った場所を押して圧を加える方法です。ツボやコリのある部分にしっかりとアプローチできます。
刺激が強くかかりすぎないよう、力加減に注意しながら行いましょう。
カッサの使い方3|ほぐす
カッサプレートの突起部分や凸凹のある面を使用し、小さく円を描いたり小刻みに動かしたりしながら、少し深い部分を刺激してほぐす方法です。
首や肩回りのコリ、足裏の疲れをとるのに効果的です。
カッサをより効果的に使うポイント
カッサマッサージをより効果的に行うために、以下に注意して行いましょう。
- ・こすりすぎない
- ・オイルやクリームを塗って行う
- ・食後は避け、入浴後に行う
手で行うマッサージよりも力が伝わりやすいため、肌への刺激が強くなりすぎないよう優しく行います。特にコリがある部分は痛みを感じやすくなりますが 「気持ちいい」 と感じる程度にとどめておきましょう。
また、滑りを良くするためにオイルやクリームを塗ってから行うことが重要です。何も塗らないままカッサでマッサージを行うと、肌に過度な刺激を加えてしまいます。
さらに、食べ物の消化を妨げるため、食後のマッサージは避けましょう。皮膚が温まっている状態がより効果的です。入浴後のリラックスしているタイミングにマッサージを行うことをおすすめします。
当院では、患者さまのお身体の悩みに合わせ、マッサージや整体、鍼灸などさまざまなメニューを取り揃え対応しています。お気軽にご相談ください。