カッピングと鍼は組み合わせると効果的!不調を改善

「カッピングと鍼って一緒に受けると効果があるの?」
肩こりや腰痛など、長引く体の不調にお悩みの方の中には、鍼やカッピングに興味を持っている方も多いのではないでしょうか。
実は、2つの施術を組み合わせることで、単体では得られない相乗効果が期待できます。本コラムでは、カッピングと鍼治療を併用するメリットについて解説します。
カッピングと鍼を組み合わせる効果
カッピングと鍼治療は、それぞれ東洋医学に基づく伝統的な施術法です。
カッピングは皮膚や筋肉の表層に陰圧をかけ、炎症物質の排出や血液の流れを促進します。
一方、鍼治療は体の深部にあるツボにアプローチし、自律神経を整えながら深層の血流を改善する施術です。
2つの施術を組み合わせることで、表層から深層まで全身の血流の循環がスムーズになり、肩こりや腰痛といった慢性的な症状に対しても高い改善効果が得られます。
カッピングと鍼は痛い?
カッピングと鍼は、どちらも痛みを感じにくい施術です。カッピングは肌をカップで吸引されることで、痛みよりも圧迫される感じがあります。ただし、筋肉と筋膜の癒着程度によっては多少の痛みを感じる場合もあります。
また、鍼治療も使う鍼の太さが髪の毛程度のため、痛みを感じにくいのが特徴です。
しかし、末端に鍼を刺す場合はチクっとした痛みが出ることがあります。ほかにも、重く鈍い刺激を感じたり、電気が流れているような感覚になったりする方もいます。
痛気持ちいいと感じる方が多いため、過剰に身構える必要はありません。
鍼灸治療の痛みや熱さを詳しく知りたい方は、以下のコラムをご参考にしてください。痛みと熱さの度合いについて解説しています。
当院では、鍼灸を含むさまざまな治療で、患者さまの体の不調を改善いたします。慢性的なこりに悩んでいる方は、ぜひお気軽にご相談ください。