カッピングは慢性的な肩こりに効果あり?深層部に効く理由

慢性的な肩こりがなかなか治らず、「何をしても効果がない」と悩んでいませんか?
肩こりの原因が筋肉の深層部にある場合は、表面的なマッサージやストレッチでは効果が得られない可能性があります。
カッピングは、皮膚や筋膜を吸引しながら刺激し、血流を促進して筋肉の奥深くにアプローチできる施術法です。
本コラムでは、カッピングが慢性的な肩こりに効果的とされる理由や、施術を受ける際の注意点について解説します。なかなか治らない肩こりを改善したい方は、ぜひ最後までご覧ください。
カッピングが肩こりに効く理由とは?
カッピングは、体内の老廃物の排出を促進し、血行を改善する効果があるため、肩こりの緩和に効果的な施術法です。
カップによる陰圧刺激で皮膚を引き上げることで、血液やリンパの流れが活性化され、滞っていた老廃物が体外へと排出されやすくなります。また、血流が改善されるため、肩や首まわりのむくみが取れやすくなり、重だるさや疲労感の解消にも効果的です。
さらに、カッピングは皮膚の表面だけでなく、筋肉の深層部にも刺激を与えるため、通常のマッサージでは届きにくいコリや張りにもアプローチ可能です。表面的なケアだけでは改善しきれない、慢性的な肩こりや筋肉の緊張に対して、根本的な改善が期待できます。
カッピングを受ける際の注意点
カッピング施術後は、赤みや内出血のような痕が一時的に残る場合があります。見た目が気になる方は注意が必要です。
カッピングの痕は「溢血斑(いっけつはん)」と呼ばれ、通常は1週間〜10日程度で自然に消えます。
しかし、体質によっては長引く場合もあり、特に慢性的な肩こりがある方は、痕が残りやすい傾向があります。
また、カッピングは血流を促す作用があるため、以下のような方は注意が必要です。
- ・病中病後で衰弱状態にある方
- ・飲酒後、または食事後の方
- ・妊娠中の方
カッピングによる血流促進が体に負担をかける可能性があるため、施術を受ける際は事前に体調を十分に考慮することが大切です。また、蕁麻疹が出やすい体質の方は、施術後にかゆみが出る場合もあります。
慢性的な肩こりにお悩みの方は、ぜひ一度当院にご相談ください。患者さま一人ひとりの症状や体質に合わせて、最適な施術をご提案します。