カッピングは危険?安全に施術を受けるためのポイント│笹塚の肩こり・マッサージ・鍼灸・交通事故治療なら、りゅう鍼灸整骨院

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カッピングは危険?安全に施術を受けるためのポイント

カッピングは危険?安全に施術を受けるためのポイント

「カッピングは危険」という話を耳にして、施術を受けるべきか迷っていませんか?
健康や美容に良いと聞きつつも、施術後に残る赤い痕や副作用への不安から、なかなか一歩を踏み出せない方も多いでしょう。

正しい知識と適切な施術者のもとで受ければ、カッピングは決して怖いものではありません。
本コラムでは、カッピングが「危険」と言われる理由や、施術を控えるべき方の特徴、安全に受けるためのポイントなどをまとめて解説します。

カッピングが「危険」と思われてしまう理由

カッピングが「危険」と思われてしまう理由

カッピングが「危険」と思われてしまうのは、施術後のあざ・副作用・出血といったイメージによるものです。「危険」と思われてしまう代表的な3つの理由を解説します。

理由①「あざが残る」:赤い痕が危険に見えるから

カッピングが「危険」と言われる最大の理由は、施術後に皮膚に残る赤い痕です。
「出血しているのでは」「内臓が傷ついているのでは」と感じる方も少なくありません。

しかし、赤い痕の正体は皮下出血です。カップの陰圧で皮膚が引き上げられると、皮下の毛細血管が微小破裂し、血液が皮下組織に滲み出ることで赤紫色の痕が現れます。

体外への出血ではなく、施術による皮下の変化であるため、過度に心配する必要はありません。
通常は1〜10日程度で自然に消えますが、色が濃い場合は2週間程度かかることもあります。

痕の正体や痛みについては以下もご覧ください。
カッピングは痛い?痛みや痕についてプロの鍼灸師が解説
参照:NIH StatPearls「Cupping Therapy

理由②「副作用が怖い」:まれな体調変化が不安を生むから

施術後にごくまれに倦怠感・だるさ・眠気・頭痛・めまいが現れる場合がありますが、いずれも一時的な副作用です。
通常は数時間〜半日程度で治まります。
体が回復に向かうサインというよりも、施術による生理的な変化として捉えるのが適切です。

副作用への対処法や肌トラブルを防ぐケアについては以下もご参照ください。
カッピング後の副作用対策!肌トラブルを防ぐ正しいケア方法とは
参照:NIH StatPearls「Cupping Therapy

理由③「血が出る」——施術のイメージが誤解を生むから

「カッピング=血を抜く」という誤ったイメージも「危険」と感じさせる一因です。

海外のウェットカッピング(皮膚を傷つける施術)の映像が広まり、カッピング全般が出血を伴う施術だと誤解されることがあります。
日本で一般的に行われているドライカッピングは、カップを皮膚に密着させて陰圧をつくるだけで、血液を体外に出す行為は一切行いません。
施術後の赤い痕はあくまでも皮下の変化であり、体外への出血ではありません。

厚生労働省 eJIM「カッピング」 NIH StatPearls「Cupping Therapy

カッピングを受けてはいけない人

カッピングを受けてはいけない人

カッピングは多くの方が安全に受けられる施術ですが、一部の方は施術を控える必要があります。
自分が当てはまるかどうかを事前に確認しておきましょう。

皮膚・体調・薬の観点からの禁忌一覧

以下に当てはまる方は、カッピングの施術を控えてください。

  • ・湿疹、皮膚炎、傷、日焼けなど皮膚トラブルのある部位への施術
  • ・発熱中、感染症罹患中の方
  • ・妊娠中の方
  • ・血液凝固障害(血友病、紫斑病など)のある方、または抗凝固薬を服用中の方
  • ・心臓弁膜症、静脈血栓、動脈瘤など循環器系疾患のある方
  • ・悪性腫瘍のある方
  • ・体力が極端に低下している方(風邪、インフルエンザ回復直後など)

生理中の方は施術を受けられる場合もありますが、国際的な臨床ガイドライン(NIH StatPearls)では非推奨とされています。事前に施術者へご相談ください。

参照:NIH StatPearls「Cupping Therapy

施術当日に避けるべき状態——飲酒・食直後・激しい運動後

健康な方でも以下の状態では安全に施術を受けられない場合があり、当日は注意が必要です。

  • ・飲酒後
  • ・食事の直後
  • ・激しい運動の直後

飲酒後は、アルコールに血液を固まりにくくする作用があるため、過度な内出血が引き起こされる恐れがあります。

また、食事は施術の1時間以上前に食事を済ませておきましょう。
食事直後は血液が消化器官に集中して効果が得られにくく、気分が悪くなることがあるためです。

さらに、激しい運動の直後は体への負担が重くなる恐れがあります。十分な休息をとってから受けましょう。

カッピング(吸い玉)の仕組み

カッピング(吸い玉)の仕組み

カッピングの安全性や禁忌について理解したうえで、カッピングがどのような仕組みで作用するのかを確認しておきましょう。

吸い上げることで血の巡りとリンパの流れがよくなる

カッピングは、専用のカップを皮膚に密着させ、内部の空気を抜いて陰圧(真空に近い状態)をつくることで、皮膚や表層の筋肉を吸い上げる施術です。
陰圧によって血管壁が刺激され、血流が急激に増加します。血管を拡張する物質も分泌されるため、局所の血行促進から全身の循環改善へとつながります。

また、老廃物の排出を促すリンパの流れも改善されるため、むくみや疲労感の緩和にも働きかけます。施術後に残る赤い痕は、血流促進が起こっているサインです。

カッピングには「火を使うタイプ」と「ポンプ式」がある

カッピングには主に2種類あります。

カップ内でアルコールを燃焼させる「火カッピング」は伝統的な方法で、温熱効果も期待できます。

一方、ポンプやシリコンで空気を抜く「ポンプ式・シリコン式」は火を使わず、現代の施術院で広く普及しています。どちらも陰圧で皮膚を吸い上げる原理は同じです。

施術方法や疲労回復のメカニズムについては以下のコラムも参考にしてください。
カッピングの施術方法と疲労回復する仕組み

カッピングで期待できる効果

カッピングで期待できる効果

血行とリンパの流れが改善されることで、カッピングは肩こり・冷え・疲労感などの不調に働きかけます。
代表的な効果を確認しておきましょう。

血行促進による肩こり・冷え・むくみの改善

カッピングで血行が促進されると、筋肉への酸素・栄養供給が改善され、慢性的な肩こりや腰の張り感が緩和されやすくなります。

また、末梢の血流が改善されることで、手足の冷えや体のむくみにも働きかけます。特に冷え性の方は、施術後にポカポカとした温かさを感じやすいとされています。

肩こりへの効果は以下のコラムも参考にしてください。
カッピングは慢性的な肩こりに効果あり?深層部に効く理由

疲労回復・老廃物の排出促進

カッピングの陰圧刺激は、血流とリンパの流れを促進し、筋肉内に蓄積した代謝産物の排出を助けると考えられています。
重だるさや疲労感の緩和が期待できる理由です。

施術後に倦怠感を感じる方もいますが、倦怠感は施術による副作用の一つです。水分をしっかりとって休息することで早めに落ち着きます。

血流・リンパの改善による体内への働きかけについては以下もご参照ください。
カッピングはデトックス効果がある?体の中で起こる変化をわかりやすく解説

安全に受けるための施術者・院の選び方

カッピングを安全に受けるためには、施術者・施術院の選び方が重要です。確認すべきポイントは主に3つです。

  • ・国家資格の有無
  • ・衛生管理の徹底
  • ・施術前の丁寧な確認

鍼灸師やあん摩マッサージ指圧師といった国家資格者は解剖学・生理学の専門知識を持ち、禁忌の判断や適切な施術が期待できます。
カップの衛生管理(使い捨てまたは適切な消毒)の徹底も重要です。

また、施術前に体調・服薬状況・既往歴を丁寧に確認し、施術内容を事前に説明してくれる院を選ぶことが、安心して施術を受けるための大切なポイントです。

カッピングの効果やメリットとデメリットについて総合的に確認したい方は、以下のコラムも参考にしてください。
カッピング(吸い玉)の効果をプロの鍼灸師が解説
カッピング療法は効果がない?!メリットデメリット
参照:厚生労働省 eJIM「カッピング

まとめ:カッピングは正しく受ければ安全な施術

カッピングは「危険」というイメージを持たれやすい施術ですが、多くは痕・副作用・出血に関する誤解から生まれたものです。
正しい知識を持ち、禁忌に当てはまらないことを確認したうえで、国家資格を持つ施術者のもとで受ければ、安全で効果的な施術です。

当院ではカッピングを含む鍼灸施術を実施しております。肩こり・冷え・慢性的な疲れでお悩みの方は、お気軽にご相談ください。

【Q&A】

Q1:セルフカッピング(自宅でのカッピング)は安全ですか?

A1:市販のシリコンカップ等を使ったセルフカッピングは手軽ですが、吸引強度の調整が難しく、過度な内出血や皮膚トラブルを引き起こす恐れがあります。
また、自分では届きにくい部位への施術や、禁忌の見極めも困難です。初めての方や症状がある方は、国家資格を持つ施術者のもとで受けることをおすすめします。

Q2:カッピング後に入浴しても大丈夫ですか?

A2:施術当日の入浴は控えることをおすすめします。カッピング後は皮膚や毛細血管に刺激が加わっているため、湯船につかると血行がさらに促進され、痕が長引いたり炎症が強まる恐れがあります。シャワーも短時間にとどめ、施術部位を強くこすらないようにしてください。

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記事監修|りゅう鍼灸整骨院 院長 土谷禎之

記事監修|りゅう鍼灸整骨院 院長 土谷禎之

経歴

  • 両国柔整鍼灸専門学校 卒業
  • 神田第一接骨院 院長
  • ふれあい鍼灸整骨院 院長
  • りゅう鍼灸整骨院 院長

得意な治療

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